あーあ…目が真っ赤だ…



昼休み。



今まで仲の良かった華乃ちゃんに裏切られ、さらには裕翔にまで危害を加えるという。




華乃ちゃんの立ち去った後、私は思いっきり泣いた。





昼休み終了まであと5分、という時間に、教室へたどり着いた。




目が真っ赤で、明らかに元気の無い私を見てなにか察したのか、蒼空は黙ったまま私の手を引き、屋上へ向かった。