若頭の私 でも、、、その後

夏目side




目が覚めると同時に、百合が目を閉じたのが見えた。




「百合」




百合「……………」




「寝てる」




けど、起きてるんだよね。




分かってるけど、百合が寝た振りをしたいなら良っか。




そう思い、俺は百合を抱き締めて、




「ユ、リ」




そう言って、同じ様に寝た振りをした。




すると、




百合「夏目、私の愛しい人」




そう言って、百合の唇が俺の唇に軽く当たってキスをした。



恥ずかしいけど、我慢我慢。




そして、少しすると




百合「スー、スー」




と、規則正しい寝息が聞こえて来た。




元気で、明るくて、皆の光な百合。




他人の恋事にはすぐに気が付くのに、俺の気持ちには全然気付いてくれなくて、




「何でだよ」って思う事が多々あった。




でも、それは俺がいつしか、君への気持ちを心のどこかで諦めていたからかもしれない。




優の様に、「好き」とか「愛してる」とかは言わないし、




必要最低限の言葉しか発さなかった。




でも、あの時言えた。




白銀組で唯斗に「ダッセ」って言われて、




「好きな女1人守れないし、百合の後ろで戦ってるし、ダサい事ぐらい分かってる」と。




そして、今はこうやって近くに居れる。




大好きな百合。




可愛くて、オシャレで、美人で。




優しくて、明るくて。




内面も外面も完璧な、俺の愛しい人。




「百合、俺の愛しい人」




そう言って、俺も眠りに着いた。




END
読んで頂きありがとうございました。

何か、最後辺り夏目のキャラが壊れ掛けてたりしてしまいましたね。

それに、伊月、王子、輝、雪斗、雪哉、七海もほぼ登場しませんでしたし、

その他のキャラも出ませんでした。

けれど、もう終わったので許してください!!


最後に、作品のリクエスト等がありましたら、感想ノートにちょこっと書いて頂けたら嬉しいです。

例えば、「暴走族でジャンルは何でも」とか「最強で恋愛」とか、「妖怪」等の

キーワードとか、理想とかを書いて頂けたら、頑張ります。


とにかく、ありがとうございました。

今後も、更新日があやふやだったりしますが、

頑張りますので、宜しくお願いします。




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