春独特のふわふわとした空気が、のんきに浮かぶ太陽の光を浴びながら、私の学校へ向かって通り過ぎていく。
新学期は嫌いだ。
そう思い始めたのは、いつからだっただろう。
少なくとも、私が控えめな性格になってからであることは間違いない。
「あーあ、消えたいなー」
いつも無意識に湧き上がってくる感情が、つい口に出てしまう。
新学期は嫌いだ。
そう思い始めたのは、いつからだっただろう。
少なくとも、私が控えめな性格になってからであることは間違いない。
「あーあ、消えたいなー」
いつも無意識に湧き上がってくる感情が、つい口に出てしまう。