~あかりside ~  
『ママ?』
『あかり。あなたは笑顔で周りを明るくするの よ』 
『うん!』
『元気でね。』 
『ママ!?ママ!!』

ピピピ ピピピ ピピピ 

ハッ

まただ。

またこの夢を見てしまった。

ベットから半分体を落とした状態で私は目が覚めた。

「パパーママーおはよー」
朝。挨拶をしても返事は返ってこない。
パパは私が小学5年生の頃からアメリカに住んで
仕事仕事の毎日。
ママは小学3年生の時に病気で亡くなった。
それから私はずっと一人暮らしだ。

ピーンポーン

ん?誰だ?こんな朝早くに
私はドアを開けた。
「早朝に申し訳ございません。お父様から
 お急ぎ便です。」
「パパから?」
「はい、印鑑をお願いします。」
「あ、はい」
なんだろ…?
箱を開けるとそこにはずっと欲しかった時計と
カードが入っていた。
私はカードをあけた。そこには、 
“入学おめでとう!お前がもう高校生か。
 寂しい思いさせてごめんな。時計気に入って くれたか?高校でもGOODlack!”
やば。なきそう。
カードを閉じ、裏を見ると
“P.S. 遅刻すんなよー”
遅刻…… あ!時間! 
もー、7時40分!!やばっ!
8時に出なきゃ行けないのにー!


こうして、私のドタバタ高校生活が始まった
うわわー。 ギリギリセーフってとこだぁ

とりあえず、クラスでも見に行こーかな?

クラスクラスっと~

5組…だね!

私がクラス表をみていると隣から、

「うーわ!またりくとと一緒じゃん!最悪」

「そんなこと言っちゃって~ゆいなつぁん
 俺と一緒で嬉しいくっせにー」

「近くに金属バットないかな…」

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