俺は転校生としてこの学校に来てこんなに早

く彼女も出来て幸せ過ぎるよ…







…ん?

ここはこの前も…?

暗いところにいて誰かの過去の映像が見える

ような…

「おい!ミサーー!!ここに来い!!」

すごい剣幕だ。怖い…

その勢いで殴りつける。その近くには1人男の

子がいる。

この前はいなかった…よな?

ある程度殴って気が済んだのか、

「おーい、ユウト!遊びに行くかー?」

…え?この言葉…

俺は父親のその言葉をいつも待っている日々

を過ごしていた。いつも仕事でほぼ家にいな

かったからだ。しかも、さっきからずっと思

っていることがある。






…この女の子…ミサに……似てないか?

いや、似すぎてるだろ!?



心の奥がザワザワして落ち着かなかった。

そして俺の意識は現実に戻った。






ツー…

何故か俺は泣いている。

夢を見ていたけど内容が思い出せない…

でも、夢の中の女の子は近くにいる気がして

ならない。






…会わなきゃ!