「…応急処置はこんなものね」 月の左頬に絆創膏をはった。 「ありがとう四季」 「まだ痛いとこありますか?」 「大丈夫よ」 一度一息つく。 「…皆歩けるな?任務も終わったしここからでるぞ。異変に気付いた敵の増援が来たら大変だからな」 と言っても、核である司令塔は既に原型が分からない程メチャクチャに破壊されているのでその心配はないに等しい。 海里達は敵地である日の国ARMS本部を後にした。