身を引いた私 でも、、、

良かった、信じてくれていた。



Σ(゚Д゚)



でも、私はあの時、誠哉に明日斗、大樹に一を傷付けた。



龍輝「でも」



Σ(゚Д゚)



龍輝「今の桜花はどんどん弱体化しているぞ」



!?



「それって」



龍輝「千代が居ないからだ」



「えっ!?」



私が、居ないから?



有紗「やっぱり」



陽翔「アイツ等」



えっ?



有紗「予測だけど、誠哉達は千代が戻ってくるのを信じて、誠哉は副総長のまま、代理で総長を

やってるんだよ」



!!



陽翔「けど、本当の光じゃない。誠哉は代理。本物の千代が居ないと、全員を纏める事なんて出来ない」



!!


龍輝「そうだ」



「そ、そんな」



足の力が抜ける。



「私が、抜けたから」



龍輝「でも、だからと言ってあの時、芹沢組や毒竜、悠木組に木ノ下組との抗戦をするべきだったとは

言えない。これは、仕方の無い事だったんだ」



仕方の無い、事。



誠「恵って、あの、桜花の姫ですか?」



龍輝「あぁ。アイツは元々苛められてたらしくてな、千代が拾ったんだ。だが、それが悪かったんだな」



………いや、あの時の事を悔やんではいけない。



過ぎてしまった事は、どうにもならないのだから。



「とにかく今は、桜花の情報ロックとかをやらないと」



とパソコンでロックしていく。



と、



白夜「そんな悠長な事してて良いの?」



「えっ?」



悠長な事?



これの何が。


誠「この事を、情報が漏れてる事を、桜花は知ってるんですか?」



「知ってる」



白夜「じゃあ、今すぐ恵を追い出すとかさ」



………。



「………」



何も言えない。



龍輝「それが出来たら苦労しねぇよ」



「龍輝」



命「何でや?何で出来んのや?」



有紗「………脅されてるから」



蓮「脅し?」



………。



陽翔「そうだ。恵が本当の裏切り者と言うことを誰かに言えば、さっき言った芹沢組を始め、

悠木に木ノ下、毒竜を動かして桜花を潰すってな」



誠「そんな事が」



こうなったら。



有紗「千代、もうそろそろ、私達も頼ってよ」



「え?」


陽翔「組の力で、異端派の悠木、木ノ下、芹沢を潰せば良いんじゃねぇの?」



確かに、そうだけど。



有紗「もしかして、自分の事に組を動かしたらダメって思ってる?」



!!



有紗「千代、もう、千代だけの事じゃ無いんじゃない?」



「えっ?」



陽翔「俺達がわざわざ学校生活してんのは、黒龍に何て言われたからだった?」



「毒竜が黒龍を狙ってるか、ら」



あっ。



有紗「そういうこと」



陽翔「身内の事を狙ってるんだ。しかも異端派がな」



「それじゃあ」



有紗「組を動かそ、ね?」



「うん」



陽翔「じゃあ、俺等3人早退するわ」



龍輝「了解ー」


誠「えっ、じゃあ僕達は」



「何もしなくて良い。いや、逆に何もしないで」



白夜「でも!」



有紗「ダメダメ。組の問題に入ってこないの。これは、篝月にも黒龍にも一切関係ないから」



陽翔「そういうことだ」



と、私達はそのまま組まで帰った。



夜。



私は、有紗と陽翔の3人で芹沢組の前に来ていた。



今の私は、華宮組の若頭と同時に、異端派の族&組潰しの神。



ブカブカの黒いパーカーの下に、胸潰しブラと黒のタンクトップ。



黒のハーフパンツ。



有紗「3人で大丈夫かな?」



陽翔「大丈夫大丈夫」



「そうそう」



有紗「じゃあ大丈夫だー」



と、緩んだ空気だけど。



「深夜2時まで、あと1分」



キリッ



ここからは、本気で行く。



「深夜2時丁度、作戦開始!」



有紗と陽翔と3人で頷き合い、突入。



気配を完全に消してる為、全然気付かない。



ちなみに、さっきの2時で悠木組と木ノ下組には、華宮の組員達が手分けして突入してる。



そのまま組長室を捜す。


と、



「ビンゴ!」



金の大きなプレートに「組長室」と悪趣味にも書かれていた。



有紗「趣味悪」



陽翔「しっ!」



と目を合わせ、



バンっ



とドアを蹴破る。



と、



そこには驚きの光景があった。



「なっ!」



有紗「何で、恵が!?」



陽翔「信じ、られない」



そう。



目の前で、組長に犯されていた。



辺りには多くの注射器。


組長「な、何だお前らは!!」



恵「た、助け、て」



!?



まさか。



いや、今は



「組長を狙え!」



有紗と陽翔はΣ(゚Д゚)とし



有紗、陽翔「御意!」



と答え、組長をあっさり倒した。



………。



「で、これは、どういう事?」



と、恵を3人で囲んで言う。



すると、



恵「お父さんに、前から、そう、桜花に入った事を知られた時から、命令されてて、やらないと、お前を

薬の実験台にするからなって、言われてて」



私には、嘘を着いているようには見えなかった。



恵「それなのに、今日いきなり、犯されて、お前は、もう、要らないって」



と泣き出した恵。


有紗「アンタ、本当に組長の娘?」



恵「えぇ」



陽翔「嘘を着いているようには、見えないな」



乱れた服に、泣いた後。



しかも、私達が今日来ることは知らせて居なかった。



「貴女は、組長に従って何をやったの?」



恵は目を擦り、息を落ち着かせてから、話し出した。