「離してよ!なんで、こんな時間にあんたがいるんだよ」






私は頑張って振りほどこうとしたが、その反動で、放り投げるように体を床に倒されてしまった。






「いったー…」





私が痛みで動けないすきに、奴が私の上で馬乗りになる。





嫌だ…!!





必死にもがいても、腕を解放されやしない。






「仕事クビになっちゃったんだよー、可哀想でしょ?」






こんないい加減な男、会社でもいらない人扱いなんだろう。






私も要らないのに、なんでここにいて、私の自由を奪うの?






「あんたがいい加減だからいけないんでしょ?もう、離して!」






私の反論に、気を害したのか奴の目が少し本気になった。





そして、私の頬を奴の平手が撃ってきた。






「餓鬼が、社会のこと知らないくせに生意気な口たたいてんじゃねーよ」




奴はそういいながら、制服のブラウスの上の方を引き裂くように開く。