「待って桃花!待ってってば!」 「来ないで!放っといてよ!」 桃花を追いかけてると、桃花の家の近くの公園まで来てた。 「どうせ優杏だって、私のことなんて嫌いになったんでしょ!」 「桃花!嫌いになんてなってないよ!」 桃花の手を必死に掴んでも、桃花はそれを振りほどこうとする。 「離してよ!私のことなんか放っといてよ!」 「桃花!私の話、聞いて!」 私がそう言うと、桃花はようやく落ち着いてくれた。