颯斗が入院している病院に搬送され、颯斗は手術室へと運ばれた。


























その直後、春馬・桃花・颯斗のお母さん・サッカー部のみんな・乃亜ちゃんが来てくれた。




















「どうしよう































































私のせいで……



















私が水族館に行きたいなんて言うから!」
















みんなが来て、泣き始めた私を乃亜ちゃんがぎゅっと抱きしめた。












「乃亜、ちゃん?」















「颯斗くんはそんなこと思っていないよ!














それに優杏ちゃんがそんなんでどうするの!?
















一番颯斗くんを応援しなきゃいけないのは優杏ちゃんでしょ!」














乃亜ちゃんのあまりの迫力に圧倒されたけど、そう言われてはっとした。





そうだ。






















泣いている場合じゃない。






























今、颯斗が危ないからこそ、私が信じなくちゃいけないんだ。






























私は涙を拭いて、手を握りながら目を瞑って祈った。