『ありがとう…って言いたいところなんだけどね、私凄い腹ぺこなんだ。』



「……。」



『…奢ってくれるよね?』



「………ああ。」



お昼から何も食べてない私はイライラMAX。タバコの匂いでさらにイライラMAX。



『…今なら何人か殺れる。』



「止めろ。マジで死ぬ。相手が。」



『…三葉。』



「…何だ。」



『…今は何も言わないけど、いざとなったら私は貴方を徹底的に調べあげるから。』



「…ああ。」



『…待ってるから、三葉が話してくれるのを。待ってるから、あの人と一緒に。』



「…ああ。…ごめんな。」





























一緒にご飯を食べてる最中は色々と話した。2年も離れると色々と変わることもあった。猫の話とか…猫の話とか。



『…それじゃ、もう会うことはないと願いたい。』



「無理だろ。寿梨に目を付けられたら一生付きまとわれるからな。覚悟しとけ。」



『…一応私、青龍の姫様らしいんだけど…?』



「…関係無いって言われると思う。…いつでもこっちに来ていいから。青龍に飽きたら桜龍に来い。俺らも空席だから。」



『…?空席?何が…?』



「それじゃ、また明日。」



『え?あ、うん?…ん?明日…?』




三葉が繁華街方面に消えていった。…明日ってどういう意味だろうか。