「キャハハ」 「なんだよ〜〜こら!」 私の隣を1組、また1組、幸せそうなリア充達がいちゃつきながら通り過ぎて行く。 横目に幸せそうなカップル達を見ながら、素直にいいな。羨ましい。と思う反面、私は勉強しかすることがないのにムカつく。 と思ってしまうのは、私の心が狭いのだろうかなどと考えてしまった。 ふと、再び私はあの人を思い出して空を見上げる。 私は自分では気付かないうちに、一筋涙が流れる。