まだ幼き少女だろうか
パッと見だが14ぐらいだろう
金色の髪型夕日に照らされて白に見える
「啓先生?何を見てるのですか?」
なんて声に引き戻される
「あぁ…遥香か…窓の外をな」
「窓の外ですか?何かいるのですか?」
「小さな子だよ、とても美しい音色を奏でている」
「そうですか」
彼女はそう言い放つと
「それでは私はお暇としますね」
といなくなった
あいつは何のようで来たのだろうなんて思いいつつも窓の外の少女に見とれた
とても美しくどこか切ない
そんな感じだった
しばらく聞いていたのであろう
夕日が完全に消え少女も帰ろうとしていたそんな時少女の元に現れた1人の青年を見た
少女は楽しそうに笑っている
「彼氏…か」
そんな声に胸が潰れそうな思いしたが何故そのような気持ちになるのか分かるはずもなく
気のせいだと思った