真央の部屋に着いて未来はドアをノックする。


数秒経って開いたドアから出てきたのは、慶太だった。

うおぉおおぉお!!慶太っ!!!


俺は心の中でテンションが上がる。


声を掛けようとした、その時ー…



「きゃぁあぁああ!慶太だぁ~!久しぶり~!!」

はっ!?なっなっ何やってんだよっ!未来っ!!!!


「ちょっ、未来っ!」

慶太の頬がちょっと赤くなってるのは気のせいか…!?



「おいっ!」

俺と真央の声がはもった。



「え…?」


「何で慶太に抱きついてんの?」

ちょっと頬を膨らませながら真央は言った。


「そうだよ!未来っ!何で抱きついてんだよっ!」

俺はちょっと真面目に嫉妬していた。


「あははっごめんごめんっ!だって久々なんだもんっ!」


おいおいおい…久々だからって…