―先輩―

今日は真央の家に行く。


元気にしてっかなぁ?真央と赤ちゃん。

俺も赤ちゃん欲しいな。


って言っても未来が卒業するまでは我慢だな。



そんなことを考えていると真央の家に着いた。


―ピンポーンッ

『はい?』

未来と真央のお母さんが会話をしている。


俺は未来に手を取られながら玄関のドアを開け入る。



「どうぞ、いらっしゃい♪…あらっ!未来ちゃんの彼氏?」

俺はそう言われてドキッっとした。


改めて彼氏なんて言われると、心臓が高鳴る。


「あ…はい///」

俺は頭をかきながらそう言う。


「まぁ、立派な方ね♪うふっ」

意味深な笑みを浮かべた真央のお母さん。



「どもっ、今日はお世話になります。」

俺は改まって挨拶をする。



「はい、どうぞ。上に居るわよ。」

「失礼します。」