「ってか真央も久しぶりー!!!」

私は真央の所に駆け寄って抱きついた。



真央…ちょっとぽっちゃりしている。

妊娠すると太るって言うからねぇ。



「にしても…久しぶりだなっ♪お前…黒くなったなぁ!」

「本当久しぶりです!そうっすか?」

「あぁ。見ないうちに真っ黒!」

「そんな焦げてないっすよ~!!」

「いやいや焦げてるって!」



「はははっ!」

先輩と慶太の会話を聞いていた私と真央は思わず笑ってしまった。


「何笑ってんだよっ!!」

「だって先輩と慶太の会話…何か面白いんだもんっ!」


私がそう言うと先輩と慶太は顔を見合わせて苦笑い。


「慶太は確かにちょっと焦げたね♪」

真央が横からそう言った。



「真央までっ!」

慶太は頬を膨らませてスネている様子だ。


それを見た真央は慶太の所に行って、頭をなでている。



何か…いいなぁ、この光景。