―チュッ


俺は優しく未来にキスをした。

不意打ちって奴?


そしたら目を見開いてびっくりしてんやがるっ!

キスしてほしかったんじゃねぇーの?って言ったら、頬を膨らませて俺の胸を叩いてきた。



弱っ!女の力ってこんなもんか?

まぁ~未来は可愛いからいいけど~♪



もう…可愛すぎて俺にはもったいねぇーぐらいだし。

俺は未来を抱きしめていた。



俺は…決めた。

いや、もうずっと決めていた。


「ぜってぇー離さねぇ…」

ずっとずっとこれからもずっと、未来は俺のものだ。



俺は未来のものだ。