弱々しく抵抗する未来が、すごく愛しくなってきて俺はついに我慢できなくなった。




「…ごめん…俺…我慢できねぇわ…」


俺が未来を抱こうとした時…



いきなり未来が俺を押した。



−−え…?

って思ったのと同時に俺は我に返った。




未来は真央の事があって怖い、

と言った。



俺はこの時すごく後悔した。


大好きな人だからこそ…

大事に思っている人だからこそ…

俺はこいつを守ってあげなきゃいけねぇ立場なんだ。


って改めて気付かされた。




俺を俺がコントロールしなくてどうすんだよっ!!!!


俺は自分を叱った。



歯止めが効かなかった事に対して…