「おっ………!!!」


お前っ!!!って言い掛けた時……



気づいたんだ…。


俺と未来の顔が近いことに…。



ちょっと落ち着いていた俺の心臓は、

また激しく音を立てる。




俺は我慢の限界だった…


理性が吹っ飛びそうになって、俺と未来の唇が重なりそうになった……



−その時…


“コンコンッ!!”



タイミングよく鳴るドア。




−おいおいおい……。


俺は心の中で肩を落とす。



はぁ〜…何だよ…


全くよぉ〜…いい時に……。