「み~く?顔、上げてよ~?せっかく可愛い顔してんのにっ」

先輩はそう言いながら私のあごに手をかける。



「…ちょっ!」

私の体が敏感に反応する。



先輩が触れた場所から熱が伝わり、ドキドキが早くなる。


「…未来…」

私の耳元でゆっくり先輩は呟く。



また私の体が敏感に反応する。


そしてまたゆっくり唇を重ねる…。


--ドクンッドクンッ…



「…ごめん、俺…我慢できねぇわ…」

そう言ってだんだんキスが激しくなっていく。



「…………んっ…」

口から漏れる息は静かな部屋に寂しく響く。



「………み…く…」


そう言って先輩は私を押し倒す。



その時…私は急に怖くなって

「待ってっ!!!!!」

ストップをかけてしまった…。