「も~最悪…」

ってちょっとイジけてみたら…



またまた3人揃って…

「ごめん!!」「わりぃ!!」ってそれぞれ謝ってくれた。


ちょっと嬉しかったっ!!

やっぱりこのメンバー大好きだって実感できる♪



ふと先輩に目をやるとこっちを見ながら手招きをしている。

ん?…なんだろう?


「なにー?どうしたのー?」

って言いながら私は、先輩の方に向かう。


片手を後ろにやっていた先輩が私が着くなり、私の目の前に手を回す。



「…えっ!?」

って思って先輩の手元に目をやると…結構大きめでうさぎのぬいぐるみを持っていた。


「やる。」

「…え?」

「だから…やるって。」

「え?…私に…?くれるの?」


一瞬何が起きてるかわからなかった。


「あぁ。…似てたからさっ。」

「えっ!?」

「こいつ…ガラス越しに居たんだけど、お前に似てて…」

って先輩は頭をポリポリしながら言った。


「似てないよっ!!でもっ!!!…ありがとうっ!!」

私は思わず嬉しくなって涙が流れてきた。