「朝はもっとすごかったんだもんっ!!!」


「本っ当未来って面白いっ!!」

「ちょっとやめてよー!!!!」

「はははっ!!」

私と真央の笑い声が真央の部屋に響き渡る。



「真央こそ!!」

「最近、つわりがひどくって…」

「今、何ヶ月だっけ…?」

「今、4ヶ月に入った所。」

「もう、そんななるんだぁ!!幸せだねっ♪」

「まぁねぇ~♪でもその分苦労も沢山あるんだろうなぁ…」

「そうだねぇ~、慶太と一緒に頑張っていくんでしょ?」

「う…」


「あ゛~!!!!!!!!!」


真央が返事をしようとしたけど、私はそれをさえぎってしまった。


「えっ!?なっ何っ!?どうしたのっ!!!!」

「ちょ…帰らなきゃ…!!!」


時間を確認したらもう5時を回っていた。


私たちは思った以上に長い時間を過ごしていたみたいだった。