私…成長してるんだ…


そう思えると嬉しかった。

得に、いつもしっかりしてる真央から言われるなんて…。


すっごく嬉しかった。



「どうしてサングラス?」

一番聞かれたくないこと…


でも明らかに気候とは合わないものをしている私に疑問を持たない人は居ないだろう…。


「ちょっと、泣きすぎて目がやばいんだよね…」

「未来は泣き虫だからねぇー!!!」

そう言いながら真央はわたしの肩をツンツンと突いてきた。


「誰のことで泣いたと思ってんのよー!!!!」

「はははっー!!ごめんー!!」


私たちは今までの寂しかった気持ちを埋めあうように、じゃれ合った。



「そういえば…」

「え?」

「今日、何で学校休んでんの?」

「いや…恥ずかしながら目のせいで…」

「あんた目で休んじゃったのっ!?信じられなーい!!」

真央はすっごい呆れた顔で言ってきた。