やっぱり外は雨…しかも土砂降り。


「ふぅ~…」

私は深呼吸をして1歩1歩と足を踏み出して行く。


15分ほどして真央の家に到着。



私は呼び鈴を押す。


“ピンポーンッ”


『はい?どちらさまですか?』

「あっ!!!南です。」

『あ~っ!!!未来ちゃんね。真央居るわよ、どうぞ。』


私は傘をたたみ玄関まで移動する。


「お邪魔しまーす」

「いらっしゃい♪どうぞ♪」

家の中に入るとすぐに、笑顔で真央のお母さんが出迎えてくれた。



「どうもっ♪」

私もそれに笑顔で答える。


真央の部屋に行こうと階段に足を置いた時、


「サングラス…?どうして?未来ちゃん面白いのね♪」

と、真央のお母さんが質問してきた。


笑いをこらえているのか肩が小刻みに動いていた。



「はははっ、気にしないで下さいっ」


私は急に恥ずかしくなって、そう言って急いで階段を駆け上った。