真央…真央は産みたいって思ってるんだもんね。


私がそれに反対する権利なんてどこにもないんだもんね…。



私が真央の見方にならないでどうするっていうんだろ…?

真央…少しでも真央のこと色々言ってごめんね?


私が真央支えないといけないよね…!!



私自身が強くならないと…

真央、もう大丈夫だから!!!




「ねぇ…真央…」


『ん?どうしたの?』



「会いたい…今から会える?久々に話したいから♪」


『久々ってっ!!2日前に話したばっかじゃんっ!!!』


「そんだけど…真央に会いたいの〜」


『何か、今日の未来甘えん坊だね♪クスクスッ』


真央の笑い声が電話の向こうから聞こえた。




会いたいなんて言った自分が恥ずかしくなる。


「も〜真央!!!!」


『ごめんごめんっ!!待ってるよ♪』



ごめんと言ってても電話の向こうでは笑ってるんだろうなあ〜なんて考えていた。



「うんっ!!今から準備するからっ!!また、あとでね!!」



そう言って私は電話を切った。