真央が一番に駆け足でゲームセンターの中に入って行き、その後ろを3人でゆっくり付いていく。


真央がいきなり振り返り、

「早く~!!未来~慶太~先輩~!!」

と、私たちを急かす。


「はははっ!!真央はりきりすぎっ!!待って~!!」

と言いながら真央を追いかける。



私が走りながら後ろを振り返ると先輩と慶太が肩を並べて笑いながらゆっくり歩いてくる。


だから私も先輩たちを急かす。

「早くおいで~!!!」


私がニヤニヤしていると先輩は私に向かってダッシュで走ってきた。



そしていきなり目の前で止まったかと思うと…

公共の前っていうのに先輩は私を抱き寄せた。


「へっ!?」

私はいきなり抱かれた勢いで変な声が出る。


「お前…可愛すぎ…。」

先輩は私の肩に顔を埋めつけながら言ってきた。


「せっ先輩っ///!?」

私は思わず顔が赤くなり動揺…。