「未来っ!」

笑顔で両腕を広げていた。



「おいでっ!」

そう優しく言った。



私は涙を拭き取り先輩の腕の中に行った。



「俺らはこれかもず~っと一緒。」


先輩の腕に力が入る。




「ふふふっ、だよねっ!」

そう言いながら見上げる。



―チュッ…


先輩と私の唇が重なる。




「可愛い…未来。」


「…/////」



私の心臓がドキドキ言ってる…。


先輩の行動にはいつもドキドキさせられるから…。





「あ…そういえば…言ってよ?」

ちょっと寂しそうな表情の先輩。


「何を?」



「ん~…みんなが言ってること。」



……ん?