私は、すべてを先輩に話した。


そしたらゆっくり抱きしめて、


「話してくれてありがとう。やっぱ俺はお前を愛してるから。一度でも別れようって思ってしまった俺を許してくれ…。」


そう言って、先輩は静かに涙を流していた。



「先輩…私、先輩に嫌われるんじゃないかって思ってた…でも、違うんだね。先輩は私のすべてを理解してくれる…ありがとう。」


私もそう言って涙を流していた。



心配して損した…。

ごめんね、先輩…。



でも、先輩のことやっぱり嫌いにはなれない。


別れるなんて無理…。


大好きだから…。



ねぇ、これからもずっと一緒だよね?


「俺、未来のこと、ずっとずっと大好き。」



先輩はゆっくり私の唇を重ねた。


そして次は激しく…。



さっきまであった不安感はいつしか、消えていた。


私と先輩はお互いが、無くてはならない存在なんだよね。



大好きだよ…先輩。