「きゃあぁああぁ~!!未来っ!久々っ!元気っ!?」

私の顔を見るなりすっごい笑顔の真央が出てきた。



「ちょ…お前うるせぇ!」

そういいながら先輩は真央の頭を軽く叩く。


「いいじゃんっ!久々の再会なんだもんっ!」

真央は私に抱きつきながら先輩に向かって舌を突き出した。



「だとしても近所迷惑だっつのっ!」

先輩はまた真央を軽く叩く。


「もぉ~うるさいなぁ~!」

真央は頬を膨らませて、私から離れて部屋へ案内してくれた。



「うるさいじゃねぇー!」

先輩もそう言いながら部屋に上がる。



奥の部屋にある小さいベット。


そこには小さい赤ちゃんが寝ていた。


「「おっ!?」」

それを発見した私と先輩の声がそろった。




「ふふふっ、可愛いでしょ?」

私と先輩が赤ちゃんを覗き込んでいる間に入って、真央が自慢げに話してきた。