「…ぷっ!!」


ん…?なに?

何か聞こえた…?


あっ!!!!!!!


って思った時にはもう、お腹を抱えて笑っている直哉が視界に入った。



「くくくっ!!はははっ!!」


「ちょっ…!!!何よっ!!」


「なっ…なっ…何でもねぇよっ!!」

必死に笑いをこらえながら、直哉は言っている。




「もぉ〜直哉までっ!!」


私は直哉の頭を軽く叩く。



「いってぇ〜!!」

そう言いながらでこピンをされた。




「ねぇ…?」

私と直哉が話している間に、ふと、亜由美が入ってきた。



「「ん?」」

思わず直哉と声がかぶってしまった。