私はベッドから降り、雄大のそばへと行く。
「雄大、ありがとう。」
「ったく、そろそろ学習しろよな。」
「ごっ、ごめんなさい……。」
私、いつもこうやって智樹にからかわれてる所に雄大が助けてくれる場面っていうのが多いんだよね…。
「あーぁ……。なぁ咲良。俺が退院するまででいいから専属彼女になれよ。」
「はあ!?誰がお前なんかに咲良をやるか!」
「雄大はうるさせぇなぁ。嫉妬深い男は嫌われるぞ。」
2人はこうやって毎回口喧嘩みたいなものをしているけど、本当に仲がいいんだな。
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