次の日の朝。 白峰咲良のお父さんはやってきた。 今日は1人だけだった。 「やぁ。よく眠れ………てないみたいだな。 まぁいい。行こうか。」 ゆっくりする暇もなく、私と雄大は2人、車に乗せられた。 最後に智樹の顔を見たかったけど………、まだ意識は戻ってないらしく、集中治療室にいて見ることができなかった。