* * * 「これで一通りか。」 時刻はちょうど昼時。 ガイ王子はパッパと仕事を終わらせたい質なのか、 午前中だけで巡察は終わってしまった。 被害の大きさも確認出来たし、後は城に戻るだけ。 「キャーーーーーーー!!」 「あ、あ、悪魔だぁぁぁぁぁ!」 「っ!!!!」 な、な、なんてタイミングよ! 簡単には返してくれないわけ?