味方でいてくれた母のために、 今を少しでも長く生きていたかった。 この腕輪がなくても 自分の力にのまれないぐらい強くなってやりたかった。 あれだけ死を願ったけれど、 それでもやっぱり生きたかった。 魔法を使えば使うほど、 私は異常だった。 普通ではなかった。 自分が気づかなかっただけで、