それは、ヤキモチですか? 「んっ……」 髪に、顎に、頬に、鼻に。 次々と王子の甘いキスが落とされる。 あまりに何度も至る所にキスをするもんだから、 思わずくすぐったくて変な声が出てしまった。 「お、うじ……」 「ヘレン……」 「いっ……」 王子が私の首元に顔を埋めてすぐに、