風俗誌の撮影をOKしたのは良いものの、まだなんとなく不安で悩んでいた。


私が働いていた時期はまだ『風営法』っていう法律はゆるいものだったから、関東の風俗事情を紹介する雑誌だけで何十冊とあることは知っていた。


「明日、店で名鑑の撮影ね。よろしく。」

「は〜い…。(あ〜なんか今さら断りずらいし、まっいっか…。)」