「ありがと。」

…。

「はい。」


二人でベッドに腰掛ける。

「(SEXで…ありがとう…か。)まだ全然慣れてなくて。なんか…ごめんなさい。」

「平気だよ。あっでもそろそろ時間だよね?シャワーいかなくちゃ…じゃない。」

「ですね(笑)。」






「ありがとうね。また来るね。適当に頑張るんだよ。」

「はい。ありがとうございます。」



お客さんを見送って、わたしの風俗デビューは終始何事もなく過ぎていった。