私達は、目を瞑ってくいしばった。

そして、風が通り過ぎて目を開けると
廊下にいたはずなのに、屋上にいて
咲がいなかった。


それに、夜だったのに昼間になっていた。

私は、陵と足を屋上の外に出して座って話している。


私の意識とは関係なく、手や口が勝手に動く。




莉穂「(何これ!?)」







『楽しそうだね…私も、あなた達みたいな友達が欲しい。…一緒に来て…』

「「え?」」


私と陵は同時に振り返る。

すると…