咲sido
私たちは怖くなり走って逃げた。
するとまた、ガシャァァン ガシャァァンとガラスが割れていく。


走っていると、私達のすぐ後ろでガラスが割れた。
割れた破片が陵の右腕をかすった。
陵の腕からは血が出ている。


それでも、私達は走って職員玄関まで行った。
すると、ガラスが割れなくなった。
すると、ちょうど保健の先生が出てきた。



「どうしたの?そんなに息切らして。」
咲「ハァ ハァ・・いや・・別に・・・」両膝に手をついて答える。
「そう?あら!陵さん!その腕どうしたの?」
陵「ハァハァ・・へ?腕って?」そう言いながら腕を見る陵。
陵「あれ?切れてる・・・」
莉穂「きずいてなかったのかよ・・・」息を切らしながらツッこむ莉穂。

「いいから、保健室に来なさい!!手当てしなくちゃ!」
陵「ハーイ」



そのあと、陵は手当てをしてもらって、私たちは帰った。









ーー帰り道ーー
咲「ねぇ、思ったんだけど、なんで流奈は消えたの?」
陵&莉穂「「え?」」
咲「だって、柚香や舞は流奈につれて行かれたとして、流奈は誰につれていかれたのさ?」
陵「あ!そうか!」
莉穂「そうだよね。流奈より先に消えちゃった人がいるはずだもんね。」

咲「ちょっと調べてみよう。」
「「うん!!」」