「嘘！聞こえてないの？」
舞「何言ってんの？」

柚香「流奈の声だよ・・・」

ぺタ　　　　ぺタ　　　　ぺタ
流奈がちかずいてくる・・・



『一緒に・・・行こうよ・・・』

この声は舞にも聞こえたみたいで、舞の顔はは、一瞬で青ざめた。


そして、舞は一目散に私を置いて逃げた。

柚香「舞！？待ってよ！置いて行かないでェェェ！！」



舞は私の声が聞こえていないのか、振り返りもせずに、見えない所まで走って行ってしまった。