「学生諸君!ただちに、自身の教室に戻りたまえ!」


そんな声が聞こえて振り返ると…。


人混みの中に現れたのは、…なんと華王会!


この騒動を治めにきたのだった。


会長の伊集院先輩を先頭にして、颯爽とやってきた華王会。


伊集院先輩をお目にするのは、入学式のときの華王会会長のあいさつ以来。


…数日ぶりの伊集院先輩。

かっこよすぎて、めまいがしそうっ。