「あたしをだれだと思ってんの?島一の不良をナメんじゃないわよ!」


そうして、あたしはバロンから出て行った。



脅せば、なんでも自分の思い通りになるとか、そんなヤツにあたしは負けない!


よっぽど、さっきのチンピラの方がマシだっちゃ!


あの映像を学校にばら撒くことだって、どうせハッタリに決まってるっ。



…次の日。


「麗さん!朝ですわ!」