夢を見た。
私と柚がいつもの海で色んな話をしている。
柚は同い年。一言で言うなら、そうだな、、天使。女神、だな。
いつも【小結ちゃん!また怪我してる!女の子なんだから体を大事にしてください!】って、私の所まで走ってきて、私を抱きしめるんだ。
私は昔から人を助けるのが好きで、いじめは大っ嫌いだった。私が返り討ちにするのがお決まりだった。
その繰り返しだった。友達が出来るどころかみんなから怖がられるばかりで友達なんて出来なかった。
小学4年生の時、可愛い女の子がいじめられてたんだ。
いじめが大嫌いだった私は可愛い女の子を助けた。
「怪我、してる。」
「え、えへへ、ありがとう。」
「何がだ?」
「助けてくれて。」
助けても、ありがとうと感謝された事が一度も無かった私にはこの言葉がとても大きいものだと気づいた。
「い、いや、当たり前のことをしたまでだ、、、」
「小結ちゃんって、照れ屋さんなんだね?」
「名前、知ってるのか?」
「スーパーヒーロー、小結。そう言われてるんだよ!」
「そ、そうなのか、、」
「大人っぽいね、小結ちゃんって。」
その時の儚げな目はいまでも忘れられない。
「お主の名は?」
「お主って!小結ちゃんおじいちゃんくさい!」
「そ、そうか?」
「ふふ、うん!
私は、椎名 柚 (しいな ゆず)」
「よろしくな、柚。」
「小結ちゃん、、さ、ゆちゃん、、!」
「え、ど、どうしたんだ?」
「なんでもないの、、何でもないの、嬉しい涙なの、、」
「嬉しい涙?」
「うん、小結ちゃんが名前を呼んでくれたのが嬉しくて!」
「そうか、嬉しいのか。」
「うん!ありがとう!小結ちゃん!」
「いいえ。」
「私達は今日から友達!」
「友達?」
「そう!嫌だった?」
「い、いや」
「ほんと?!じゃあ今日から私達は友達!」
「私は友達というものが居ないんだ、、だから、嬉しいぞ。柚」
「へへ、よろしくお願いします」
「こちらこそ。」
こうして私たちは友達になった。
在り来りな出会いかもしれないが、私はこの時柚に出会って良かったと思っている。
柚は今海外で修行を受けている。
多分近々帰ってくると思うが
柚、元気かな。体壊してないかな。糞野郎共に捕まってないかな。好きな人は出来た、かな。
そこから私はまた深い眠りに落ちていった。
「ーーーゆーーーさゆ!小結!」
「ん。」
「起きろ、昼休みだ。」
「そうか、腹は減っていない。5時限目が始まったらまた起こしてくれ。」
「おう。」
「すまんな。」
「ん?なんだって?」
「、、、(耳悪いのかよこのじじい。)」
私と柚がいつもの海で色んな話をしている。
柚は同い年。一言で言うなら、そうだな、、天使。女神、だな。
いつも【小結ちゃん!また怪我してる!女の子なんだから体を大事にしてください!】って、私の所まで走ってきて、私を抱きしめるんだ。
私は昔から人を助けるのが好きで、いじめは大っ嫌いだった。私が返り討ちにするのがお決まりだった。
その繰り返しだった。友達が出来るどころかみんなから怖がられるばかりで友達なんて出来なかった。
小学4年生の時、可愛い女の子がいじめられてたんだ。
いじめが大嫌いだった私は可愛い女の子を助けた。
「怪我、してる。」
「え、えへへ、ありがとう。」
「何がだ?」
「助けてくれて。」
助けても、ありがとうと感謝された事が一度も無かった私にはこの言葉がとても大きいものだと気づいた。
「い、いや、当たり前のことをしたまでだ、、、」
「小結ちゃんって、照れ屋さんなんだね?」
「名前、知ってるのか?」
「スーパーヒーロー、小結。そう言われてるんだよ!」
「そ、そうなのか、、」
「大人っぽいね、小結ちゃんって。」
その時の儚げな目はいまでも忘れられない。
「お主の名は?」
「お主って!小結ちゃんおじいちゃんくさい!」
「そ、そうか?」
「ふふ、うん!
私は、椎名 柚 (しいな ゆず)」
「よろしくな、柚。」
「小結ちゃん、、さ、ゆちゃん、、!」
「え、ど、どうしたんだ?」
「なんでもないの、、何でもないの、嬉しい涙なの、、」
「嬉しい涙?」
「うん、小結ちゃんが名前を呼んでくれたのが嬉しくて!」
「そうか、嬉しいのか。」
「うん!ありがとう!小結ちゃん!」
「いいえ。」
「私達は今日から友達!」
「友達?」
「そう!嫌だった?」
「い、いや」
「ほんと?!じゃあ今日から私達は友達!」
「私は友達というものが居ないんだ、、だから、嬉しいぞ。柚」
「へへ、よろしくお願いします」
「こちらこそ。」
こうして私たちは友達になった。
在り来りな出会いかもしれないが、私はこの時柚に出会って良かったと思っている。
柚は今海外で修行を受けている。
多分近々帰ってくると思うが
柚、元気かな。体壊してないかな。糞野郎共に捕まってないかな。好きな人は出来た、かな。
そこから私はまた深い眠りに落ちていった。
「ーーーゆーーーさゆ!小結!」
「ん。」
「起きろ、昼休みだ。」
「そうか、腹は減っていない。5時限目が始まったらまた起こしてくれ。」
「おう。」
「すまんな。」
「ん?なんだって?」
「、、、(耳悪いのかよこのじじい。)」