あたしは、学校が休みになって早2週間で完璧に昼夜逆転してたので、結局朝方4時頃まで ナギとウィルコムで話していた。
すると、翔ちゃんからまた電話がかかってきた。
翔ちゃんまだ起きてたん‥?
「ごめん、ナギ!携帯に電話きたから切るなぁ」
『はあーい、おやすみ!』
あたしはウィルコムを切ると、すぐに携帯の通話ボタンを押した。
「もしもし?どしたん?」
『あ、起きてた?』
「うん!翔ちゃんこそ(笑)もう酔いはさめた?」
『おう。さっきごめんなあ(笑)まあ気がむいたら俺らと祭いこな!』
「気がむいたらな!(笑)」
だいぶしらふになってる翔ちゃんと、あたしは結局1時間近く話していた。
すると、だんだん話が進んでいって あたしは少しいきすぎたこと‥でもずっと気になってたことを言ってしまった。
「てか、翔ちゃんって本気で好きになったことあんの?(笑)」
誰にでも優しくて、彼女がいても セフレと遊びまくりな翔ちゃんに‥‥ずっと聞きたかったこと。
『あるよ!ばかにしてるやろ(笑)』
「ほんまに?(笑)」
『ほんま!じゃあ真剣な話していい?』
「うん」
そして、翔ちゃんは初めてあたしに真剣に過去のコトを話してくれた。