しばらく話して、課題写し合いっこして、また話して‥を繰り返してたら 自然と時間は過ぎて、4時前になってた。
「マナ、携帯鳴ってるよ」
「あ。うん」
真剣に課題を写している中、あたしの携帯のバイブが鳴った。
「もしもし」
『もしもし?マナ今どこおんの?』
「学校の駅前のマクドやで」
『俺、いまミナミにおるから、4時半には家帰れるわあ』
「わかった。もう少ししたら出るねー」
あたしは嬉しくって嬉しくって‥‥勝手に顔がニヤけた。というか、緩む顔をどう頑張っても元に戻せなかった。
「マナ、ちゃんと勉強してきなよ」
「違う勉強ばっかしたあかんで?(笑)」
「わかってる!(笑)」
あたしはみんなと話しながら、机に広げた教科書とかノートをカバンにしまって、駅に向かった。
早く、早く会いたいなあ‥