「翔平くん~スコアなんぼくらい?」

彼女と電話し終わった みいくんが振り返って、翔ちゃんにそう言った。


「‥あ~俺は──」



翔ちゃんはさっきのキスなんてなかったんかな?ってくらい、普通にみいくんと話し始めた。




あたしはまだ感触の残る唇にそっと触れた。