次の日、夕方起きて 用意して 今日もバイトのため梅田に出た。
気付けば、翔ちゃんと距離ができてから 10日近く経っていた。
10日経って あたしはやっと自分の気持ちに気が付いたんだ。
もう迷わないよ
あたしは翔ちゃんが好き‥
「おはよーございます!」
「おーマナおはよう」
いつも通りキッチンでは、店長が仕込みをしていた。
いつものように あたしは階段を駆け上がって 更衣室へ入った。
翔ちゃん‥‥
中には携帯をいじっている翔ちゃんがいた。
ここでそっけなくしたら、きのうまでと同じになってまう‥‥
「翔ちゃん!おはよ!」
あたしは前と同じように笑顔で翔ちゃんに挨拶した。