「はぁ、はぁ」

あたしとカオルは近くの神社へと逃げ込んでいた。


「リョーコ、平気か?」

「あたしは平気。カオルこそ、だいじょうぶ?」

「オレなら大丈夫だ、ウゥッ!」


カオルは平気ではなかった。

胸のあたりをナイフで刺されていた。


「たいへん! すぐに手当てしないと!」


あたしはカオルの服を脱がせると、自分のスカートを破いて、カオルの血を拭った。


「消毒しなくちゃ」


あたしはカオルの傷口を舐めた。


「ウッ!」

「ごめん、痛かった!?」

「いや、だいじょうぶだ。続けてくれ」


あたしは、カオルの傷口を舐めていき、それから下半身へと下って、カオルの股間を口に含んだ。

それから、あたしたちはセックスした。


カオルとの、初めての夜……。

あたしは、これまでにないほど、興奮した。