朝、寝ぼけまなこでスマホを触ったいたら菊谷くんからラインがきて、それを見て飛び起きたんだ。
《誕生日だから、一緒に過ごそう》……って。
それはもうドキドキして、再び眠りにつくことなど到底出来なかった。
「今日、夢希ちゃんのお誕生日プレゼント買いに行かない?」
「あ…と、友達と、宿題とかやる予定があって…」
「あらそう、残念ね」
お母さんは残念そうにしながらも、どこか嬉しそうに見えた。
あたしに友達ができて、喜んでくれてるのかな…。
今日は菊谷くんと会うから、友達っていうのは嘘かもだけど……。
「お昼から、行ってくるね」
「じゃあお母さんはケーキを用意しておくから、早めに帰ってきてね。今日はお父さんも早く帰るって言ってたから。」
「うん」
あたしは部屋に戻って、クローゼットの前でしばらく迷ってから着替えを済ませた。
昨日は浴衣だったから良かったけど、私服となると、ダサくないかとか色々と気になってしまう。
《誕生日だから、一緒に過ごそう》……って。
それはもうドキドキして、再び眠りにつくことなど到底出来なかった。
「今日、夢希ちゃんのお誕生日プレゼント買いに行かない?」
「あ…と、友達と、宿題とかやる予定があって…」
「あらそう、残念ね」
お母さんは残念そうにしながらも、どこか嬉しそうに見えた。
あたしに友達ができて、喜んでくれてるのかな…。
今日は菊谷くんと会うから、友達っていうのは嘘かもだけど……。
「お昼から、行ってくるね」
「じゃあお母さんはケーキを用意しておくから、早めに帰ってきてね。今日はお父さんも早く帰るって言ってたから。」
「うん」
あたしは部屋に戻って、クローゼットの前でしばらく迷ってから着替えを済ませた。
昨日は浴衣だったから良かったけど、私服となると、ダサくないかとか色々と気になってしまう。