桜哉が姫になれって言ったから、?

…我慢出来そうにもないような頭痛で。
この場から離れたい気持ちでいっぱいになる。
だから桜哉の腕を引き、足をかけ、倒した。

ただの柔道技だよ。

「「「「…!」」」」
『…そういうことだから。』

私は頭を押さえながら言う。

雅「行かせません。」

雅が出口側を塞ぐ。

桜「…残念だったな…さっきも言った通り頷くまでかえさn『…じゃあ…いいから。』

私は素早くフェンスを飛び越えた。

成「ちょっ!華ちゃん!はやまらないで!」
大「…落ちたら…痛いぞ。」

普通に落ちたらね。

『…ツ。限界……。』

頭の痛みがピークに達する。

『じゃあ…、そういう事なので。』

4人に声をかけ、後ろに倒れる。

桜「…!あいつまじて飛びやがった!」
雅「下に__、」

あ、もう聞こえない。
途中、壁を蹴って、着地。
…頭痛が酷い。
帰ること來くんに連絡しないと…。


「どうしたー?」

ワンコールで出るとかキモイ。

『あ、わたしー…。頭痛と発作のため帰ります。明日は頑張って来ます。』

要件だけ伝え電話を切る。
で、雷華達が来るまでに帰らないとやばい。
迎え…山田さんでいいか。

プルr
山「どうしましたか!?お嬢!」

……君もか。

『…何分で来れる?』
山「お嬢のためなら1分で!」
『…ありがとう。じゃ中庭にいます。』

1分で来たとしてもばったりかな。
まあ、そこは大人(17歳)の山田さんに任せましょう。